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Iさん(町屋教室/20代/女性)

 

海外に留学の1年間・・・

Skypeお稽古で休まずに

先生のことを知ったのは二年前、マンガ『でしにっき』を読んだときでした。

都々逸に興味があったこともあり、

そのときは大学に入ったら先生に教わりたいと思っていましたが、
機会を逃し、大学のサークルで三味線を始めました。
それから一年間、大学で三味線を続けました。

今年になり、サークルに予定が合わず行けなくなったので

「今こそ!」と、この春に先生を訪ねるに至りました。


そこで稽古の見学をさせて頂いたとき、

先生はもちろん、弟子の方も大変上手に唄われるのを聞いて、深く感動しました。
『胸を打つ』とはこういうことなのか……と、

その場で入門を決めようかと思ったほどです。
ですが、今までやっていたのが地唄なので、

サークルを続けるなら端唄との両立は難しいこともあり、
先生からは「よく考えてから決めてね」と言われました。

それから家族に相談したりして「どうしてもやりたい!」と思い、今に至ります。
まだ始めたばかりの身ですが、これから長く続けて

、沢山の人に私の味わった感動を伝えられるようになれればと思います。

と、この文章を書いたのももう二年前になります。

そして その後・・

昨年は一年ずっと留学で海外にいましたが、

スカイプでお稽古をつけていただいて休まずに練習することができました。
二年経つと弾ける曲も増えてきたなと思う一方で、

自分の未熟さも練習するたびに感じます。
もう二年、けれどまだ二年。
これからも先生の元で精進して参ります。