民謡、津軽を歴て江戸端唄へ
撥の扱いに試行錯誤
ひょんなことから三味線を習い始めたのは50歳のときです。
民謡から入ったのですが途中、津軽の速弾きなどにも興味を持ち、
体験レッスンに行ってそのまま習ったりもしていました。
ところで、津軽を含む民謡全般は、地方のカントリーソングです。
東京生まれの人間にはなかなか馴染みが薄く、
東京の民謡ってないのかと探してみれば、端唄があることに気が付きました。
そこで、YouTubeなどを探してみて見つけたのが美きえ先生でした。
入門してしばらくは撥の扱いに相当苦労した記憶があります。
強く叩く癖が抜けず色々と試行錯誤はしてみたのですが、
結局は時間が解決した気がします。
最初にキチンと習うことがとても大切だということを身に沁みて実感しました。
そして弾唄いですが、楽譜に埋められている文字を読むという意識が強くて、
なかなか唄は唄、三味線は三味線というイメージが掴めなくて大変でした。
今は、唄だけ、三味線だけという練習を同等の時間配分でこなしている感じです。
入門当初はできなかったことも、曲数を重ねる度に、
段々とできるようになってきました。仕上がったときには
自分なりに出来たという感覚を持つことが出来ます。
ここが一番の変化かもしれません。
ただし、暫く経つとまた忘れてしまうことも多いのですが・・・笑